ソラニン

ドラムのヒデキ君から借りて、『ソラニン』という漫画を読みました。いやー、すごく面白かったです。仕事への行き帰りの電車の中でも読んだのですが、泣かないようにするのに必死でした。家で一人で読んでる時は、何度かメソメソと泣きました、ぐすん。内容はバンドをとりまく様々な葛藤を描いた青春ドラマっていう感じですが（って、こう書くとすごく薄っぺらに聞こえますね）、とにかく自分自身と重なるところがありまくりで感情移入しっぱなしでした。読み終わった直後には無性に、モヒカンになって全裸で走り回りたくなりました（『ソラニン』は全くそんなストーリーではないので、そんなストーリーが好きな人は映画の『タクシードライバー』を見てください）。何はともあれ、まだ読んだことがない人は、ぜひ読んでみてください。この手の話がツボな人は、小説ですが中村航の『あなたがここにいて欲しい』とか、『虹の女神』『バッファロー６６』って映画もお勧めです。


長い間、思うようにバンドができなかった期間があっただけに、今のこの瞬間にはなんとも言えない高揚した気分になります。スタジオで録った曲を聴きながら、作りかけの曲のアイデアを考えながら幸せを噛み締めています。

土屋